壁のモルタル下塗り
2011年 03月 04日
現場では最新の情報が必要とされますね
そんなときiPhoneやっぱ、すごいです!
それは、さて置き
左官工事でも、確実に進化して来ています
さすが、原田左研!!
最新と昔の技術の『融合』が、ここにもありました
先日お伝えしたラス網に塗るモルタルもまさに!『融合』です!
なんと『藁スサ』入りです
あぁぁぁぁ『藁スサ』って、ですね
ワラを細かく切って繊維状のもののことです
こんなの
なんで、こんなもの入れるのか?ってでしょ!
モルタルって砂+セメントのことですね
これに『藁スサ』が入ったイメージです
ね!強そうでしょ
もちろん、土壁の時には必ず入れられる『藁スサ』なのですが
モルタルに入れるのは最近始めたそうです
こういう『融合』が、いいですね〜〜!!
なんで、やらなかったんでしょう?
前振りは、このくらいにして・・・
それでは壁モルタル下塗り工事の始まりです!
まずは!『養生』
いきなりは塗れません
現場作業は、よく『段取り8分』っていうんですが
まさに、この作業は『段取り8分』です
マスキングテープにビニールが付いた物を通称マスカーと呼んでいますが
20年ぐらい前には、あったような気がするぐらいのもので
歴史はそんなに古くは無いんでしょうが
Net上でもいつ頃から使用されているかについては調べきれませんでした
どなたか、解る方がいらっしゃいましたら書き込みを、よろしくおねがいします
ちなみにマスカーが無かった時代には、マスキングテープで新聞紙を止めて
施工してたそうですが、車なんかは現在でもこうですよね!
ではマスキングテープの歴史って・・・・
これは、ありました!医療用テープを改良して作られたそうです
あぁがぁ〜〜またも、話が反れてるーーー!
戻しますね
今朝は、久々のマイナス気温突入で、朝のうちは砂袋に入った砂でさえ凍っています!
その砂とセメントを良く混ぜてから水を加えます
藁スサを入れるので少し柔めにしてから藁スサを足して混ぜ上がり
コテ板に採って柔らかさを確認します
足場の上と下で二人で塗っていきますので材料は足場の上にも用意しておきます
ここで、『段取り8分』の終了です
やっと、塗れますね!
今回はYouTubeにもアップしました
塗ったら仕上げの材料が付きやすくするためにクシで表面にキズを入れて行きます
マスキングのキワを水刷毛でキレイにしたら出来上がり
ね!『段取り8分』で、こんなに塗る作業が早く出来ます!
って、これが一番難しいんですけどね!!!