カテゴリ:名工( 5 )

名工、佐藤実さんの昔の道具コレクション-その1

いつもお世話になってる
棟梁の『みのさん』こと、佐藤実さんと
別府の山田別荘さんで打ち合わせでした

帰りの車の中で、みのさんが
『昔の道具博物館を作りたい』と

道具は生き物なんで、定期的に手入れをしてやらんといかんなき
監理が難しいとよね〜〜

ならば、若者と一緒に道具の手入れをすれば、技術も継承されるんじゃないですか
さらに!豆田の修復工事の時には、その博物館から道具を持ち出して、実際に使う
もちろん、使えば手入れをして博物館に戻す
っというのはどうですか?
っと、提案したところ

今、その道具の手入れをしよるなき、見に来んね!!!

僕も好きな方なので、帰りに立ち寄らせていただきましたら・・・・・・

うっほっほ〜〜

まずは伝説の鉞(まさかり)きんたろうさんが担いでたやつですが・・・・・
側面に3本線と4本線が掘られているのがわかりますか
e0069646_18173954.jpg

e0069646_1817378.jpg

構えたときに右側になる方に4本
左側になる方に3本
合計七本なので『七つ目』と呼ばれています
摩擦を軽減するためとかヤニ抜きの機能があるという説や
身(み三)を避(よ四)けるという魔除け説
山の神様への呪文
雷神の雷を表しているとか
山の中ではお酒や五穀を供えられないので
お神酒(三)と四大(地水火風、五穀や山海の珍味)を刻んだ斧を木に立てかけた風習など
鉞だけでも奥が深いところにハマっていきます!!!

続いて槍鉋(やりがんな)
e0069646_1842915.jpg

皆さんが『鉋』をイメージしてる物は、正式には台鉋(だいがんな)と呼びます
カンナ原型とも言われる『槍鉋』
実物見るのは初めてでしたが、奇麗なフォルムです!!
1300年前に建てられた法隆寺の柱にも使われていたんですよ
e0069646_18421194.jpg

やばい!
この調子で書いてると終わらない・・・・・

他にもたくさんあるのですが
今日のところは
ここまでですが

『昔の道具博物館を作りたい』
佐藤実さんの応援をして行きたいと思っております

場所を提供してくださる方
募集中だそうです

古い道具も募集中ですので
家に眠っているという方は是非
ご協力お願い致します
[PR]
by mac-hitani | 2014-09-23 18:52 | 名工 | Trackback | Comments(0)

襖(ふすま)合わせ

襖(ふすま)製作についてのレポートです
障子の建て込みは、以前にもお伝えしましたが
今回は、襖(ふすま)ですよ〜
まずは、名称から
e0069646_2323234.jpg

こちらも『建具』なので入る場所で微妙にズレていますから
きちんと寸法を合わせて製作されているんですよ
その、舞台裏をご紹介します
e0069646_1836425.jpg

堅框が、ツノみたいに飛び出た状態で、建ててみます
e0069646_2324722.jpg

柱に添わせて建ちや歪みを調整します
e0069646_2325513.jpg

少しづつ削りながら微調整していきます
e0069646_2328662.jpg

竹釘で固定されていますからカンナかけても大丈夫!
e0069646_2327365.jpg

今日のところはここまでで合わせ作業完了です
e0069646_23302814.jpg

後は、上貼りして縁を回せば完成です


Sliding paper-door (sliding paper-door) laying upon

It is a report about the sliding paper-door (sliding paper-door) production
Of the shoji being packed told you before
This time is sliding paper-door (sliding paper-door)
At first from a name

Because because "it is a housing part", this is delicately at a place becoming available
I add dimensions properly and am produced
I introduce the backstage
[PR]
by mac-hitani | 2012-11-07 18:36 | 名工 | Trackback | Comments(0)

願いはいつか叶う!畳編

久々に身震いするような出会いがありました!

お相手は、畳やさん!

一人で大興奮して、ハシャイでいましたが、レポートは、ばっちりです!

以前にも畳については、詳しくまとめていましたが今回は、なんと!藁床(わらどこ)を今でも作っているところに出会ってしまいました〜!

これがその機械です
かなり大掛かりですよね〜
e0069646_19185265.jpg

向こうに見える部分でワラを粉砕して
このなが〜いところに均等に敷き詰めていきます
これがその粉砕部分です
e0069646_19212100.jpg

さらに!敷き詰められたワラに、仕上げのワラを乗せて
e0069646_1923894.jpg

ぎゅ〜〜〜っと固めて
まとめて、縫い付けて出来上がり
e0069646_19243890.jpg

感動です!ヽ(*′I`*)ノ゙

由布市庄内町にある庄内製畳です
このブログを見て連絡しましたと言っていただければ色々と力になってもらえますよ〜

現在では、サラブレット用のワラの製作もやっているそうですが
e0069646_19301712.jpg

e0069646_19303994.jpg

ものすごい量のワラがあります

とにかく!ものすごい量のワラなんですよ
e0069646_1931121.jpg

これで1ヶ月分だそうです

横道に反れましたが
こちらの機械設備も、すごいので次回紹介しますね
[PR]
by mac-hitani | 2010-12-08 19:16 | 名工 | Trackback | Comments(0)

畳職人-中野正行

e0069646_13352986.jpg

e0069646_1336899.jpg

今回は畳のレポートです
これまた日田在住の畳協会の会長さんでもあります中野正行さんのところにお邪魔させていただきました
六本木ヒルズにまで納品に行くほどの方です

中野正行さんいわくイグサには集中力を高める効果もあるそうですよ〜

それでは『たたみ』の語源からまいりましょうか
畳は「たたむ」ことを意味し
折り返して重ねる・たためる・重ねるものから、敷物すべてを意味したもので、これが畳の起こりだと言われています

平安時代には畳は寝床として利用されていたそうですね
正倉院には聖武天皇の「御床」と言う物が存在していたそうですもん

畳の呼び方で本間(ほんま)や江戸間なんて聞いたこと無いですか?
こんなにも違うんですよ!

関西間=京間=本間
1間(けん)=六尺五寸なので
長手が六尺三寸(1909mm)で1.985平方メートル

関東間=江戸間=五八間=田舎間
1間(けん)=六尺なので
長手が五尺八寸(1757mm)で1.682平方メートル

関東間で畳を10枚敷いた10畳の部屋の広さは
関西間の8.47畳分の広さに相当します
逆に
関西間で畳を10枚敷いた10畳の部屋の広さは
関東間の11.8畳分の広さに相当します


実は畳の敷き方があるのはご存知でしょうか?

婚礼のときに床の間の前に平行に敷いてから
畳の合わせ目がTの字になる敷き方を
吉の敷き方と呼びます
e0069646_13383143.jpg

吉があるので凶の敷き方もあります
e0069646_13384162.jpg

葬儀のときに敷く敷き方で畳の四隅が合わさって十字になる敷き方です
大広間や寺院でも用いられている敷き方で「いも」継ぎとも言われます

今では畳の部屋なんてほんの少しあれば良い方になってきましたね
茶室などでは欠かせない畳ですが
私の住んでいる大分県は畳表(たたみおもて)に使われる『七島藺』
(しちとうい-大分の方言では、しっとういと発音します)
の生産が行われている唯一の県なんですよね

『七島藺』ってなに?
通常の藺草の断面は円ですが、この七島藺の断面は三角形なんです。
しかも藺草より丈夫なので商家や柔道用にも利用されていたんですね。

江戸時代のはじめに橋本五郎右衛門が琉球(トカラ列島=『七島』)から持ち込んだとされております

畳表の材料となる藺草は借り入れると、すぐに天然泥で泥染されます
これは色や香りを出すために行われますが
この他に青さを長続きさせるために酸化銅の緑青(ろくしょう)を混合した物を塗布している物もあります

現在では縁なしの正方形で目の小さな 目積表(めせきおもて)は琉球畳(りゅうきゅうたたみ)などと呼ばれていますね〜
e0069646_1340440.jpg

目積表でも芯に入っている糸が麻や綿などグレードが違ってきます
もちろん麻の方が高級表です
e0069646_13404323.jpg

一般的にはもう少し目の大きな諸目表(もろめおもて)=普通表と言われている物が主流ですが、こちらもシングル綿・ダブル綿・綿麻・麻と言う具合にいろんな芯材のグレードがあります
e0069646_13412169.jpg

それでは畳の中身のお話を少々
本来は藁(わら)で出来ています
e0069646_13422131.jpg

下から順番に裏菰(うらこも)・菰配(こもばえ)・下配(したばえ)・銅配(どうばえ)・縦配(たてばえ)・横配(よこばえ)・肌菰(はだこも)で出来ており繊維を縦横交互に重ねて糸でぎゅぅ〜〜っと締めて作られたものを藁床(わらどこ)と呼んでいます
e0069646_13431527.jpg

この他、中にウレタンが入った半藁床
e0069646_13441134.jpg

や合板で作られたダイケン床
e0069646_13443019.jpg

などがあります

最近では裏菰の下に防虫シートを付けたものもありますが
e0069646_1345187.jpg

本来はシュロ菰で仕上げられていました
e0069646_13452028.jpg


いよいよ作り方です
畳表は短い方の頭を縫ってから
e0069646_13465615.jpg

長て方向に縁(ふち)を縫い付けていきます
e0069646_13473940.jpg
e0069646_13475329.jpg
e0069646_1348385.jpg
e0069646_13482976.jpg
e0069646_13484092.jpg
e0069646_13525451.jpg

この縁にも麻製な物から化学繊維物までいろいろあります
e0069646_13493775.jpg


今でこそ機械で縫って行きますが昔は手で一本一本縫っていたんですから大変だったでしょうね〜〜

普段は畳の表面しか見えていませんが
日本建築の奥の深さを思い知らされる貴重な伝統品の一つですね!

畳には
吸湿性
放湿性
断熱性
自己消火性
難燃性
互換性などの効果があるとされています

昔から私たちの日本で暮らすために作り出された機能的な床材です
これからも大切にしていきたいですね

できれば一年に一度は天気のいい日に
外で干してあげてください

Mac.comのHPはこちら
[PR]
by mac-hitani | 2008-07-01 13:56 | 名工 | Trackback | Comments(0)

建具職人

これ『木』で出来た建具ですよ
『松皮菱組子』と言います
e0069646_22445868.jpg

オテは意匠職人と名乗っておりますが
周りにはすばらしい名工の方々がおられます

今回は日本が誇る名工のひとり
日田在住の建具職人・植田正さんの記事を書かせていただきますね

建具と言えば皆さん、どんな物を想像されますか?
扉や窓なんかが浮かんで来るのではないでしょうか

名工が造る建具は
襖(ふすま)障子(しょうじ)欄間(らんま)衝立(ついたて)
などの和風建具があります
e0069646_2247231.jpg

なかでも、欄間や衝立などは
職人の腕の見せ所とばかりに
半端じゃなく緻密な『組子』(くみこ)
で出来た建具が存在します
e0069646_22345757.jpg

何度も言うようですが
これ『木』で出来てるんですよ!

暑さ2mmに仕上げられた部材を
e0069646_23101018.jpg

切り込みを入れてベースを組み立てます
e0069646_23112268.jpg

今度は中に組み込まれる部品を造ります
e0069646_2312525.jpg

絵柄に会わせて部品をベースにはめ込みます
e0069646_23144976.jpg

ちなみに精度は1/100mmです
デジタルノギスで測ってますもん
まさに!『名工』です!
e0069646_23192172.jpg

建具屋さん特有のこんな変わった鉋(かんな)もたくさんあります
e0069646_23505127.jpg

e0069646_2351139.jpg

e0069646_23511183.jpg

e0069646_2351228.jpg

こんな緻密な物を造るには材料へのこだわりも半端じゃありません
昔はスプルスみたいに外材が好まれていたそうなのですが
最近は杉材が人気を延ばしているそうです
e0069646_23362375.jpg

その杉材ですが建具用となると目が細かくて腰のある材料が良いとされ
30〜50mmの暑さでわかれた材料を
天日で干しながら何度も水をかけて灰汁(あく)抜きをしてから
屋内で自然乾燥されます
e0069646_2337429.jpg

『厳しい環境で育てんと良い材料は出来ん!!』と植田さんは言います

『吉野杉なんかは、だんだんと油が出てきていいツヤが出て来るんよ〜』って
言ってる植田さんは幸せそうな笑顔でいっぱいでした!

こんなにすばらしい職人さんと仕事ができて光栄です

オテも意匠の職人として
頑張って行きたいと思います


Mac.comのHPはこちら

よかったらここもクリックしてくださいませ~~~
☆☆日田の地元ブログ-0973NET-BLOG-RANKING☆☆

[PR]
by mac-hitani | 2008-05-22 00:00 | 名工 | Trackback | Comments(0)


1970/07/29意匠職人 町谷一成 土に還る住宅を目指して地産地消のご住宅を中心に設計させて頂いております。


by mac-hitani

プロフィールを見る
画像一覧

カテゴリ

全体
Profile
手作り妻のシンプルバック レザークラフト
うどん不動庵さん
お仕事させていただいた
いえができるまでLOCALHOUSE05
いえができるまでLOCALHOUSE04
いえができるまでLOCALHOUSE03
いえができるまでLOCALHOUSE02
旧家のリノベーション
家を建てる前に
仕事
ABOUT
こだわりの材料
建築雑学?
Mac
料理
雑貨
smart
伝統的建築物
伝統の技・まだ生きてまっせ!
父から子へ 子から孫へ
手作り革ランドセル
旅館の再生・別府山田別荘
桃の木
田植え
名工
車ネタ
Architecture Hous
canon 1D MkⅡ
カメラねた
LUMIX-DMC-LX7
1-un
DJ mo-more
うちの小物たち
音楽ねた
映画情報
親バカ日記
ファッション
ちくご元気計画
E家「いいいえ」が出来るまで
日田の名物・遊船「屋形船」

ハイキング
ピクニック
ヤブクグリ

画像一覧

記事ランキング

以前の記事

2017年 09月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2016年 12月
2016年 10月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 08月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 03月

フォロー中のブログ

ブログの玉手箱
ForestGreen
VATELバテール〈ca...
楽貧生活
「で」のブツブツ
くらどみ通信
「ぷ」の話
アコーディオン アライタケヒト
暮らし・手作り楽しみながら
スチール空間設計/鉄のク...
メリケン国から こんにちは。
くらし日和
林業日報
構築の美学 by mor...
時代の移ろい by mo...
akikoの創作人形
森のささやき by mo...
豊後森機関庫保存委員会
cafe de h  カ...
鎌倉にある 一級建築士事...
江副直樹/プロデューサー...
裏庭日記
別府 くつろぎの温泉宿 ...
山田別荘 宿々日記
MAIAMITENGOKU
前崎日記
泥の詩、土の夢。
Leave Word
cafeweek 鳥取
Disk Maestro...
桃の木
阿南陶磁器工房
Apple User G...

検索

ブログジャンル

建築・プロダクト
クリエイター

メモ帳

最新のコメント

スマートカブリオの幌ワイ..
by 山川です。 at 00:18
otameto789さま..
by mac-hitani at 14:31
こんにちは(^-^) ..
by otameto789 at 21:28
ついに日本国内でも販売が..
by もと at 19:37
watakichi様へ ..
by mac-hitani at 18:57
予算と思いの違い、があり..
by watakichi at 02:40
吉田くんーず〜〜〜〜〜と..
by mac-hitani at 20:11
町谷さんこんにちは。 ..
by 吉田 崇 at 14:17
matsuo様へ 参考..
by mac-hitani at 11:11
純正がすぐに使えなくなっ..
by matsuo at 18:17

ファン

S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30