オリジナルテーブル制作!
2007年 03月 15日
計画から2年経過してやっと納品出来ました
完全無垢材!
「木」の固まりです
なんで2年もかかるの?
って、思いますよね〜
天然の木材は呼吸をしています
そのため乾燥、吸湿を繰り返しています
材料の重さや固さにもよりますが
この呼吸が落ち付くまで
そ〜〜〜〜っと
日陰で
優しく
風通しよく
やさしく
寝かせて来ました
張りぼての家具には、あまり関係のないことですが
無垢「むく」ものには、ここが命!ってくらい大事なことなんです
一本の丸太から材料をわいて
良さそうなところをチェックして
多めに材料を寝かせます
ちなみに今回の材料は、南洋桜と呼ばれる外来品種の桜材ですが
通常の輸入木材は海水につけて
水分を飛ばす乾燥方法がほとんどですが
これだと後々表面に塩の結晶が上がってきてイヤ〜 な感じになるので
これは、完全天然乾燥材です!!
意外にすごいことなんですよ〜
プチ自慢ですけど
これを3ヶ月おきぐらいにチェックして
向きを変えたりします
まるでワインみたいでしょ!
今回の厚さで1年半後ぐらいに良く仕上がった部分を
仕上げ分を見て、指定寸法より大きめにカットします
模様はつながってますよ〜〜
これからまた半年ほど寝かせておきます
ばっちり乾いてきたので
いよいよ加工に入りますよ〜!
荒削り
電動サンダーでノコギリの刃の後が消えるぐらいまで削っていきます
手前が加工前 奥が加工後です
中削り
表面にキズが付いてるのが解ります?
これを、さらに目の細かいペーパーで仕上げていきます
消えているのがわかるかな?
仕上げ-その1
もっと細かいペーパーで表面を磨き上げて
オリーブオイルの熱処理したものを手で塗り込みます
高温殺菌かな〜こうしておくとカビにくいんですよね〜
手の温度でオイルを溶かし込む感じですね
ホットガンって言う、ドライヤーの強力なやつもありますが
僕はどうも、材料に負担がかかっているみたいでね〜・・・
やっぱり愛情を込めてナデナデですよ!
表面の目では、見れない凹凸も解りますしね!
1時間ほど放置して、なじんだところで余分な油はふきとります
これからさらに全体に湿ったタオルを掛けて
こまめに変えながら3ヶ月寝かせます
また、かかいな!!!!って言わずに、まぁまぁ
こうすると、表面の小さな木の目みたいな部分が立ち上がってきます
これを、削って仕上げて、オイルを塗って拭き取って最終仕上がりです
厚さはなんと8cmです
総重量50kgです
おも・・・・・(´・ ∀・`)あはあは
今からの注文もどしどしお受けしますので
重量は重いのですが
気分は、お気軽にどうぞ!!!
累計:
本日:
昨日:
8cmともなれば反りなんかないんでしょうね。
薄くて鉄で補強というのはたまにありますがね。
ボッシュの集塵サンダー・・・わたしも持っております。
使い心地などがお気に入りです。(^^)ニコ
にくくは、なってるはずです
そのための寝かせる期間ですから
最後の写真でおわかりのように
ピッタリです
10年ぐらいすると多少は出てくるかもしれませんが
天板と足はコンクリート用のアンカーを打ち込んで接着して
ボルトで止めていますから
そう簡単には反らないでしょうね〜