基礎工事「立ち上がり」
2006年 01月 13日
スラブ(ゆか)面が完成したら
建物の土台が乗る部分に基礎の立ち上がりを作ります
スラブ工事のときに鉄筋は工事していますので
型枠に糸をはって配置していきます
枠を立てたら基礎の高さを墨出しします
これは、規模が小さいので一輪車でこつこつと入れて行きながら
バイブレーターできちんと隅々まで流し込んでいきます
これは、アンカーボルトといって基礎と土台をつなぐ金物です
しっかり土台が基礎に固定できるように配置して行きます
ちょっとした小話ですが
ここは打ちっぱなしの基礎ですが立ち上がりの
一番下の部分にはみだしたコンクリートがありません
このはみ出した物を業界では「クソ」といいます
企業秘密なので教えられませんが
こういった細かいところにも「技」が隠れています
打ちっぱなしの基礎や建物があったらちょっと見てみてください
だいたい「クソ」が出てサンダーで削った後や、補修がしてありますよ
(^ε^)♪
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